抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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メタン発酵の原理ならびに電気による効率化の仕組について紹介する。有機物はまず加水分解菌によって低分子のアミノ酸などに分解される。続いて酸生成菌によってさらに低分子の酢酸あるいは水素ガスへと変換がなされ,最終段階としてメタン生成菌によってメタンが発生する。本稿では,生ごみ等の廃棄物系バイオマスを対象としたメタン発酵の効率化に有効な通電型のメタン発酵について紹介した。メタン発酵槽を高負荷で運転できれば,発酵槽の容積をコンパクトにすることが可能となる。また,高負荷で安定運転が可能であることは,負荷の変動や,汚泥性状の変動に対するメタン発酵の安定性の向上にもつながる。