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J-GLOBAL ID：201202220990560398   整理番号：12A0855045

PTEN腫瘍抑制因子の機能および調節

The functions and regulation of the PTEN tumour suppressor

著者 (4件)： SONG Min Sup (Harvard Medical School, Massachuchetts, USA) ,  SALMENA Leonardo (Harvard Medical School, Massachuchetts, USA) ,  SALMENA Leonardo (Univ. Health Network, Ontario, CAN) ,  PANDOLFI Pier Paolo (Harvard Medical School, Massachuchetts, USA)
資料名： Nature Reviews. Molecular Cell Biology  (Nature Reviews. Molecular Cell Biology)
巻： 13  号： 5  ページ： 283-296  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： W1327A  ISSN： 1471-0072  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホスファターゼ・テンシンホモログ(PTEN)は生存,増殖,エネルギー代謝と細胞構造を含む多様な細胞過程に関わる。今回,PTEN機能の分子機構について概説した。PTENはポリペプチドとホスホイノシチド基質に働くホスファターゼである。PTENおよびホスホイノシチド3-キナーゼ(PI3K)-AKT-哺乳類ラパマイシン標的(mTOR)システムの関連を示した。PTENのPtdIns(3,4,5)P₃脂質ホスファターゼ活性は最も重要な腫瘍抑制因子の一つである。PTENの役割として,細胞代謝,細胞運動と極性,老化,腫瘍幹細胞,核における役割およびPI3K-AKT非依存性機能について示した。PTENの調節として,遺伝的変化,エピジェネティックサイレンシングと転写調節,非コードRNAによる転写後調節,転写後修飾による調節および蛋白質相互作用による調節について示した。PTENの知識増大は新規治療の合理的デザインを提供すると結論した。

シソーラス用語： *癌抑制タンパク質 ,  アクチン結合タンパク質 ,  ポリペプチド ,  リン脂質 ,  ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  細胞運動 ,  細胞老化 ,  幹細胞 ,  遺伝子発現 ,  遺伝的調節 ,  分子間相互作用 ,  *リン酸モノエステラーゼ
準シソーラス用語： Akt ,  *PTEN ,  エピジェネティック ,  テンシン ,  ホスホイノシチド ,  ホスホイノシチド3-キナーゼ ,  細胞極性 ,  細胞代謝 ,  脂質ホスファターゼ ,  腫瘍幹細胞 ,  腫瘍抑制因子 ,  転写後調節 ,  転写調節

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  酵素生理  (EJ02020P)

タイトルに関連する用語 (3件)： PTEN ,  腫瘍抑制因子 ,  調節