抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
千葉県市川市の由緒ある寺院に新たに建設された寺院プロジェクトの本堂を中心とした,全ての範囲の照明計画について述べる。本堂では仏教の宇宙感を空間全体で表現することを照明デザインのコンセプトとして,仏像への光,煩悩柱の光,天井に浮遊する光の粒,外壁の光の4つの光の要素を構成した。本堂の厳かな雰囲気を損なわないために,機能的な照明器具は意匠設計と検討を行い,格子天井や床下など目に触れ難い場所に設置した。本堂以外の空間においても,いかに照明器具を建築と一体化させるかということに重点を置き,光の効果やメンテナンス方法を踏まえたうえで,意匠的に美しい器具の納まりを建築側と検討を繰り返すことで,全体的に統一感のある空間が実現できた。