抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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再生可能エネルギーを基とする電源や蓄電池および電力消費機器などを,機器単位,施設単位,地域単位で階層的にクラスター化し,クラスタ単位で自律的な制御を行うi-Rene(Intelligent inter renewable energy network)について,その概念を紹介した。次にこの実現に向けて自律分散型スマートグリッドに対する適切な設備配置を求めることを目的として,電力ルータの制御に焦点を当てた最適化モデルを構築し,実データに基づく解析結果を紹介した。具体的には,どの程度の規模のクラスタを構築し,どの程度の容量の蓄電池や太陽電池を各クラスタに配置すれば地域が太陽光のみで電力供給で自立できるかについて,117戸の電力モニタリング実験で得た実測値を利用して解析した。解析では,クラスタ数,太陽電池容量,季節を変化させた場合について,供給電力量,必要蓄電池容量,電力融通量の変化などを示した。