抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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多自由度の駆動を直接実現できる多自由度アクチュエータは多様な動きを必要とする産業機器をコンパクトに構成でき,その産業への応用が期待されている。一方で近年,静電,圧電,磁歪,形状記憶合金,流体などを駆動原理とする新世代アクチュエータが各方面で研究されている。それらは従来の電磁アクチュエータとは異なる特徴を有し,その今後の重要な研究課題として多自由度化が挙げられることが技術報告1169号で報告されている。そこで本委員会では,それら新世代アクチュエータの多自由度化可能性の検討を行った。その結果,駆動原理によって研究レベルが異なっているが,既に多自由度駆動の原理モデルが提案されているものもあり,有望であることがわかった。本稿では,各々の研究事例およびその特徴と今後の多自由度駆動への課題をまとめている。また,多自由度電磁アクチュエータは既に技術報告1029,1081,1140号にて報告されているが,それ以後の最新の研究も本稿にまとめている。(著者抄録)