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J-GLOBAL ID：201202221178992884   整理番号：12A0619827

強く汚染されたヒ素勾配におけるムラサキイガイ(Mytilus edulis)でのヒ素のスペシエーション

Arsenic Speciation in Blue Mussels (Mytilus edulis) Along a Highly Contaminated Arsenic Gradient

著者 (4件)： WHALEY-MARTIN K. J. (Royal Military Coll. of Canada, Ontario, CAN) ,  KOCH I. (Royal Military Coll. of Canada, Ontario, CAN) ,  MORIARTY M. (Royal Military Coll. of Canada, Ontario, CAN) ,  REIMER K. J. (Royal Military Coll. of Canada, Ontario, CAN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 6  ページ： 3110-3118  発行年： 2012年03月20日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高速液体クロマトグラフィーと組合せた誘導結合プラズマ質量分析法(HPLC-ICP-MS)とX線吸収分光法(XAS)によって,鉱山の影響を受けた堆積物によって強いヒ素濃度勾配がある地域から採取したムラサキイガイ(Mytilus edulis)でのヒ素種の分布を調べた。M.edulis組織に存在する無機ヒ素種(ヒ素-炭素結合があるヒ素化合物)濃度と全ヒ素濃度に強い正の相関があり,イガイとその高い栄養消費者への大きな毒性作用があることを示した。しかし,主に無毒のアルセノベタインからなる有機ひ素化合物の濃度はM.edulis組織でのヒ素濃度の増加とは無関係に比較的一定であった。また,M.edulis組織のXANESバルク分析とXASの二次元マッピングから主にヒ素-硫黄化合物が存在することを示した。

シソーラス用語： *ヒ素 ,  重金属汚染 ,  *スペシエーション ,  *イガイ科 ,  *生体内蓄積 ,  生物濃縮 ,  濃度勾配 ,  ICP-MS分析 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  X線吸収分光法 ,  有機ヒ素化合物 ,  XANES ,  濃度依存性 ,  毒性
準シソーラス用語： HPLC-ICP-MS ,  *Mytilus edulis

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (1件)： アルセノベタイン

タイトルに関連する用語 (5件)： 汚染 ,  ヒ素 ,  勾配 ,  ムラサキイガイ ,  スペシエーション