抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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成形直前で加工速度を減速し,冷間鍛造の加工熱を極限まで抑え,高生産で高精度な内歯歯車製品の冷間鍛造に成功した。サーボプレスのスライドの加工速度とサーボダイクッション圧の活用で,材料流動を制御し,静水圧効果により材料の延性を向上し,材料割れをなくした。フォーマー5工程でパイプ状にブランク成形し,中間焼なまし,ショットブラスト,ボンデ処理を行い,サーボプレスと4分割割型を使ってフランジ部のすえ込み成形を行う。フランジ厚みが薄いため割型が広がり,隙間にバリが入ったり,メカプレスでは割型開閉時,割型が飛び出し,製品に傷をつけるケースがある。サーボプレスのスライド上昇を遅らせ,製品蹴り出し速度を初期段階ではゆっくりと動作させ,割型の飛び跳ねを防止できた。スクーター部品のヘリカルギヤの開発で,サーボプレスと閉塞ダイセット+特殊機構による複動成形でヘリカルギヤを成形した。実態と成形解析の比較は,実態の方が若干荷重が高く,歯先までの充満度合が少し低い結果となった。