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J-GLOBAL ID：201202221187932746   整理番号：12A1430338

九重火山群北東麓・阿蘇野周辺の表層電気伝導度分布

著者 (3件)： 鍵山恒臣 (京大 地球熱学研究施設火山研究セ) ,  宇津木充 (京大 地球熱学研究施設火山研究セ) ,  吉川慎 (京大 地球熱学研究施設火山研究セ)
資料名： 大分県温泉調査研究会報告
号： 63  ページ： 19-22  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： F0944B  ISSN： 0289-2413  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 阿蘇野を中心とする九重火山群北東麓において表層の電気伝導度分布を調査した。その結果,九重火山群を構成する火山から山麓にかけて高電気伝導度領域が認められた。たとえば,硫黄山から長者原を経て北麓に延びる領域,大船山,黒岳付近から南東側に七里田温泉,長湯温泉に延びる領域,同じく大船山,黒岳付近から北東側に阿蘇野に延びる領域などである。これらの高電気伝導度領域は,九重火山群のマグマ起源の揮発性成分が地下水とともに流下して形成された可能性がある。一方,由布院盆地の高電気伝導度領域は由布院断層沿いに西に延びた後,川西地区から南東方向に大分川沿いに延び,下湯平から湯平温泉周辺の高電気伝導度領域につながっているように見える。(著者抄録)

シソーラス用語： *火山 ,  表層 ,  *電気伝導率 ,  *大分県 ,  温泉
準シソーラス用語： 九重火山

分類 (1件)： 地球熱学,火山物理学  (DC03070D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 九重火山 ,  周辺 ,  表層 ,  電気伝導度 ,  分布