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J-GLOBAL ID：201202221201775268   整理番号：12A1158414

イソプロパノールの存在下でFeCl₃により共開始したイソブチレンのリビングカチオン重合

Living Cationic Polymerization of Isobutylene Coinitiated by FeCl₃ in the Presence of Isopropanol

著者 (4件)： YAN Peng-Fei (Beijing Univ. Chemical Technol., Beijing, CHN) ,  GUO An-Ru (Beijing Univ. Chemical Technol., Beijing, CHN) ,  LIU Qiang (Beijing Univ. Chemical Technol., Beijing, CHN) ,  WU Yi-Xian (Beijing Univ. Chemical Technol., Beijing, CHN)
資料名： Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry  (Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry)
巻： 50  号： 16  ページ： 3383-3392  発行年： 2012年08月15日 
JST資料番号： C0337C  ISSN： 0887-624X  CODEN： JPLCAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イソブチレン(IB)のリビングカチオン重合のためのFeCl₃に基づく簡単だが有効な新規開始系を開発した。イソプロパノールの存在下で開始剤として1,4-ビス(2-クロロ-2-プロピル)ベンゼンまたは1-クロロ-2,4,4-トリメチルペンタンおよび共開始剤としてFeCl₃を用いたIBのリビングカチオン重合を研究した。100%近くの開始効率を有する重合が急速に進行し,10分以内に定量的に完了した。適切なイソプロパノール濃度で設計した数平均分子量,狭い分子量分布および末端基を有するポリイソブチレンを合成できた。重合のリビング性を確認した。リビングカチオン重合の速度論的研究をその場ATR-FTIR分光法により行った。さらに,この開始系を用いたリビングカチオン重合によりIBとスチレンのブロック共重合を行い,各種鎖長のポリスチレンセグメントを持つトリブロック共重合体を合成できた。

シソーラス用語： *リビングカチオン重合 ,  *ポリイソブチレン ,  *塩化鉄 ,  重合開始剤 ,  反応速度 ,  反応機構 ,  ブロック共重合 ,  トリブロック共重合体 ,  ポリスチレン ,  添加物効果 ,  アルケン ,  脂肪族アルコール ,  芳香族炭化水素 ,  ビニル化合物

分類 (1件)： 重合触媒,重合開始剤  (CG04070V)

物質索引 (5件)： イソブチレン ,  イソプロパノール ,  スチレン ,  2-クロロ-2,4,4-トリメチルペンタン ,  1,4-ビス(1-メチル-1-クロロエチル)ベンゼン

タイトルに関連する用語 (4件)： イソプロパノール ,  FeCl3 ,  イソブチレン ,  リビングカチオン重合