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J-GLOBAL ID：201202221277144976   整理番号：12A0543479

水の触媒的酸化のためのリチウムコバルト酸化物に対する構造必要条件

Structural Requirements in Lithium Cobalt Oxides for the Catalytic Oxidation of Water

著者 (8件)： GARDNER Graeme P. (State Univ. New Jersey, NJ, USA) ,  GO Yong Bok (State Univ. New Jersey, NJ, USA) ,  ROBINSON David M. (State Univ. New Jersey, NJ, USA) ,  SMITH Paul F. (State Univ. New Jersey, NJ, USA) ,  HADERMANN Joke (Univ. Antwerp, Antwerp, BEL) ,  ABAKUMOV Artem (Univ. Antwerp, Antwerp, BEL) ,  GREENBLATT Martha (State Univ. New Jersey, NJ, USA) ,  DISMUKES G. Charles (State Univ. New Jersey, NJ, USA)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 51  号： 7  ページ： 1616-1619  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水素を用いた燃料工学との関連において貴金属に代わる水の酸化触媒の開発が急がれる。そのような触媒としてリチウムをドープしたコバルト酸化物が注目を集めている。本研究では立方晶系スピネル構造のLi₂Co₂O₄と菱面体晶系層状構造のLiCoO₂の各ナノ結晶を合成した。両多形は合成温度を調節することにより得ることができた。これらのリチウムコバルト酸化物を用いた水の光触媒的酸化活性をO₂発生量の測定に基づいて比較した。その結果,リチウムコバルト酸化物を光触媒とする水の酸化反応にはCo₄O₄立方体コアの存在が必要であることを見いだした。立方晶系スピネル構造中にはこの構造単位が存在し,光触媒活性を示すが,菱面体晶系層状構造中には存在せず光触媒活性はほとんど認められなかった。

シソーラス用語： *酸化物 ,  *光触媒 ,  *分解反応 ,  *酸素発生 ,  接触酸化 ,  *リチウム化合物 ,  *コバルト化合物 ,  X線回折 ,  熱重量分析 ,  示差走査熱量測定 ,  光触媒反応
準シソーラス用語： *水分解

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  光化学反応  (CB08020F) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 水 ,  触媒 ,  酸化 ,  リチウムコバルト酸化物 ,  必要条件