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J-GLOBAL ID:201202221289180315   整理番号:12A1159782

アルミノケイ酸塩無機高分子の構造変態の展望:包括的固体NMR研究

Insights into the Structural Transformations of Aluminosilicate Inorganic Polymers: A Comprehensive Solid-State NMR Study
著者 (5件):
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巻: 116  号: 27  ページ: 14627-14637  発行年: 2012年07月12日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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無定形アルミノケイ酸塩無機高分子(AIP)は建築工業で有用な材料であるが,無定形から結晶性への相転移は機械特性や安定性の維持の点から好ましくない。著者らは高範囲な先端固体NMR技術(交差分極(CP),回転エコー二重共鳴(REDOR)及び三重量子(3Q)マジック角スピニング(MAS)NMR)を用いてAIP系の構造変形を含む包括的な構造研究を行なったので報告する。生成AIP試料として相安定系及び相不安定系を準備した。前者は水分子を後添加する3段階法,後者は水分子を前添加する2段階法である。最近開発された双軸せん断変形を連動させた27Al MQ/MAS及び27-{1H}REDOR 3Q/MAS NMR分光法の応用は記録されたスペクトルの理解を格段に深めた。AIPの相安定性/不安定性を判断する因子は最初の合成段階でNa+イオンの水和の程度,生成物におけるLewis酸サイト(-Al(OH)3+またはAlOH2+-H2O)/Broensted酸サイト(Si-OH+-Al)の存在及び無機マトリックス中に水分子の取込み程度,である。相不安定AIPはNa+イオンの水和水準(Na+/H2O=1/8)が高く,大気孔を持った骨格が得られ,結果的にAIPの再結晶化を促す方向に向かう。相安定AIPのNa+イオンの水和水準(Na+/H2O=1/3)は相対的に小さく,ナトリウムイオンはアルミノケイ酸塩種を脱水する。結果としてナノサイズの結晶体は少なく,気孔も小さいので密な骨格が得られ,残余の水分子は無機マトリックスに取り込まれる。このように相安定AIP構造は安定しており,熱安定性や機械特性も維持され得る。
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分類 (1件):
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無機重合体 

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