文献

J-GLOBAL ID：201202221292003432   整理番号：12A0023355

消防設備用の標準耐熱性試験対応弁について

著者 (1件)： 福江信之 (岡野バルブ製造)
資料名： 配管技術  (Piping Engineering)
巻： 54  号： 1  ページ： 89-92  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： G0858A  ISSN： 0385-9894  CODEN： HAGIB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 消防用設備に用いられるバルブの中で,ステンレス鋼製の仕切り弁および玉形弁の標準耐熱性試験の実施結果を報告した。消防庁告示の「金属製管継手及びバルブ類の基準」による消防設備用のバルブに関する基準において,バルブに対する標準耐熱性試験を要求している。本試験では,840°C以上に保持される炉に10分間放置後,常温水中に投入して冷却し,その後に耐圧試験を行い,ひび割れ,著しい漏れがないことを確認するものである。今回試作したバルブは,呼び系100Aおよび25Aのステンレス鋳鋼製の仕切り弁および20Aステンレス鋳造品の玉形弁である。標準構造の弁では,実体温度840°Cから水中投入した場合には標準耐熱性試験の要求を満たせず,新規構造の弁を開発した。供試弁のASTM A1293M B7のボルトの脆性破断回避とフランジ部のシール性向上のため,ボルト材質のSUS316への変更すると共に,フランジのガスケット部の構造を変更して試験目標をクリアした。

シソーラス用語： *弁 ,  *耐熱性 ,  消防 ,  ステンレス鋼 ,  仕切弁 ,  玉形弁 ,  行政機関 ,  規制 ,  検査 ,  耐圧性 ,  ガスケット ,  改変 ,  オーステナイト系ステンレス鋼
準シソーラス用語： 消防設備 ,  消防庁 ,  耐圧試験 ,  設計変更 ,  SUS316

分類 (2件)： 配管材料,弁  (QD05020E) ,  材料試験  (HB02020U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 消防設備 ,  標準 ,  耐熱性 ,  試験