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J-GLOBAL ID:201202221302975292   整理番号:12A1719394

ニトロニルニトロキシドラジカル及び過重水素化テンポン水溶液の電子スピン緩和時間の0.25~34GHzにおける周波数依存性

Frequency dependence of electron spin relaxation times in aqueous solution for a nitronyl nitroxide radical and perdeuterated-tempone between 250MHz and 34GHz
著者 (13件):
資料名:
巻: 225  ページ: 52-57  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: D0079D  ISSN: 1090-7807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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室温における過重水素化テンポン(PDT)1,及びニトロニルニトロキシド(2-(4-カルボキシ-フェニル)-4,4,5,5-テトラメチルイミダゾリン-3-オキシド-1-オキシル)2の水溶液の電子スピン緩和時間を,2パルス電子スピンエコー(T2)或いは3パルス反転回復(T1)により周波数域250MHz~34GHzにおいて測定した。長いパルスによる飽和回復で測定した9GHzのT1の値は反転回復により決定した値とよく一致した。1に対しては9GHz以下,2に対しては1.5GHz以下において,速いタンブリング域で期待されるようにT1~T2であった。より高周波数ではT2はgとA-異方性の不完全な平均のためにT1より短時間であった。1/T1の周波数依存性をスピン回転,g及びA-異方性の変調,及び約1.5GHzで最大の寄与をする熱活性化過程の総和でモデル化した。ニトロニルニトロキシドに対するスピン格子緩和時間は34GHzにおいてPDTのそれの約2倍であり,250MHzでは1.5倍に減少する。回転相関時間τRは1に対して9psと計算され,2に対しては約25psであった。9及び34GHzにおいて1に対するより長い2のスピン格子緩和時間は,遅いタンブリングに因るスピン回転のより小さな寄与に支配されるためである。1に対してニトロニル2のより小さな窒素超微細結合は,A-異方性の変調のために緩和への寄与を減らす。しかしながら,より低い周波数において,2の遅いタンブリングはωτR(ωは共鳴周波数)の大きな値とスペクトル密度関数の大きな値を与え,1に対するよりも大きく2に対して異方性相互作用の変調の寄与を強化する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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