抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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インドネシアのジャワ島では従来の植林樹種,インドネシアチーク,インドネシアマホガニーやメルクシマツに代わって,最近,6~7年サイクルで伐採できるマメ科木本植物であるファルカタ(Albasia falcata)の植林が急増している。ファルカタ植林急増の理由を,1)乏しい現金収入源としての植林,2)伐採搬出作業の豊富な労働力,3)ファルカタ製材工場の充実と合板市場の拡大の視点から考察した。インドネシアにおけるファルカタ植林の急拡大は,同国の政治,経済状況の変化,ジャワ島の労働力の背景,天然木事業の変化,市場ニーズの変化等様々な状況が複合的に絡み合って奇跡的に成功した事例といえる。