抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者らはgreater wax moth,Galleria melonella由来のアポトーシスインヒビター(GmIAP)をコードするcDNAをクローニングした。推論したアミノ酸配列の比較はGmIAPは二つの昆虫ウイルスIAP繰り返し(BIR)モチーフを含み,その後にRINフィンガーが続くことを示した。配列比較はGmIAPが鱗翅類のIAPと昆虫ウイルスIAPおよび双翅類IAPに高い相同性を持つことを示した。GmIAPの転写物とその蛋白質は変態および飢餓の間,中腸と絹子腺の両方に現れ,そこでは細胞死がTUNEL試験で検出された。IAPおよびカスパーゼ-1,3-,4-および6-は変態中に中腸と絹子腺において二つのピークとして出現した。カスパーゼ-1の転写産物はカスパーゼの中で最高レベルで出現したが,一方でカスパーゼ-3と-6は変態の間,IAPに最も関係するカスパーゼである様であり,ハエと蚊における様にIAPとカスパーゼがGalleria melonellaにおいて核となるアポトーシス経路に関与している可能性があることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.