抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
港湾における地震・津波対策については,災害時においても港湾物流機能の維持・継続を図り,災害に強い国づくりを進めることを目標として,1)港湾における災害対応力の強化,2)災害に強い海上輸送ネットワークの構築と広域連携体制の確立,3)地域防災との連携による防災・減災目標の明確化,を柱として,防災・減災対策をはじめとする国民生活の安全・安心の確保に資する施策を進めることになった。主要施策としては,耐震強化岸壁の配置や整備の考え方の見直し,「港湾の施設の技術上の基準」の改正による第一線防波堤の粘り強い構造への補強,液状化判定手法の提示,国際海上コンテナターミナル,国内外ユニットロードターミナルの耐震・耐津波性能の向上,三大湾等における大型船の避泊水域の確保,地域条件を考慮した多重防護に関する基本的考え方のとりまとめ,三大湾等の地域における最大クラスの津波に対する防護,港湾における避難対策に関するガイドラインの作成等があげられている。