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J-GLOBAL ID：201202221350754338   整理番号：12A0625625

キャベツ(Brassica oleracea)における殺虫剤メトフルトリンの代謝

Metabolism of the Insecticide Metofluthrin in Cabbage (Brassica oleracea)

著者 (4件)： ANDO Daisuke (Sumitomo Chemical Co., Ltd., Hyogo, JPN) ,  FUKUSHIMA Masao (Sumitomo Chemical Co., Ltd., Hyogo, JPN) ,  FUJISAWA Takuo (Sumitomo Chemical Co., Ltd., Hyogo, JPN) ,  KATAGI Toshiyuki (Sumitomo Chemical Co., Ltd., Hyogo, JPN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 60  号： 10  ページ： 2607-2616  発行年： 2012年03月14日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メトフルトリン[2,3,5,6-テトラフルオロ-4-(メトキシメチル)ベンジル(E,Z)-(1R,3R)-2,2-ジメチル-3-(プロプ-1-エニル)シクロプロパンカルボキシラート]は,家庭用および公共衛生用のピレスロイド系殺虫剤で,特に蚊に対してノックダウン活性を有する。主に室内使用のため,環境への放出は限られているが,直接・間接的に水域,土壌および植物のような目標外の環境に影響を与える可能性が考えられる。キャベツ(Brassica oleracea)の植物体内外におけるメトフルトリンの代謝産物形成を,LC-MSおよびNMR分光を用いて明らかにした。メトフルトリンの代謝動態について,カルボニル炭素および4-メトキシメチルベンジル環のα位を炭素14で別々に標識して解析した。炭素14-メトフルトリンを結球期のキャベツ葉に局所施用した。メトフルトリンは急速に揮発し,未施用部分にはほとんど移行しなかった。LC-MSおよびNMR分光を用いて全ての第二オゾニド誘導体の化学構造を明らかにし,核Overhauser効果差NMRスペクトルによりシス/トランス立体配置を調べた。

シソーラス用語： *ピレスロイド系殺虫剤 ,  カ科 ,  *キャベツ ,  代謝 ,  *代謝産物 ,  オゾニド ,  分子構造 ,  LC-MS分析 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  炭素14 ,  標識法 ,  NOESY
準シソーラス用語： 同位体標識

分類 (1件)： 害虫に対する農薬  (FB06020U)

物質索引 (1件)： メトフルトリン

タイトルに関連する用語 (5件)： キャベツ ,  Brassica ,  殺虫剤 ,  メトフルトリン ,  代謝