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J-GLOBAL ID:201202221510824044   整理番号:12A0189327

空気/水界面におけるcis-ビス(デカノアート)スズフタロシアニン/DPPC膜

The cis-bis(decanoate)tin phthalocyanine/DPPC film at the air/water interface
著者 (6件):
資料名:
巻: 369  号:ページ: 256-266  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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cis-ビス-デカノアート-スズIVフタロシアニン(PcSn10)とラセミのジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)とから作られる膜を圧縮等温線およびBrewster角顕微鏡法(BAM)を用いて空気/水界面において調べた。PcSn10を多くした膜は相分離楕円球形状の分域を示した。これらの分域は光学異方性および分子規則度を示した。Langmuir-Blodgett(LB)移動膜の高角環状暗視野透過型電子顕微鏡法によるとこれらの分域にはPcSn10が多く,これらの分域外の膜にはDPPCが多かった。雲母上のLB移動膜の膜崩壊面積および原子間力顕微鏡像によれば膜は実際には多層であった。計算機検討を行って基本的にPcSn10で作られている膜においてPcSn10分子がどのように自己集合を好むかを決定した。いくつかの二量体集合体の相対エネルギー安定性を求め,単位胞の結晶方位に沿ってPcSn10分子を充填し,繰り返すことによって膜の結晶モデルを展開した。我々の結果は少量のDPPC(約1~2%)でも膜を顕著に修飾することができる空気/水界面におけるPcSn10とDPPCとの間の強い相互作用の理解に寄与した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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液-気界面  ,  非遷移金属元素の錯体  ,  八員環以上の複素環化合物 

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