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J-GLOBAL ID:201202221517057715   整理番号:11A1094618

歯根上の鉄およびマンガンプラークにおける米栽培種間の変異,および植物のカドミウム取込との関係

Variations between rice cultivars in iron and manganese plaque on roots and the relation with plant cadmium uptake
著者 (5件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 1067-1072  発行年: 2010年 
JST資料番号: W0313A  ISSN: 1001-0742  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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カドミウム取込および許容量に関する米栽培種間での相違点を引き起こしている特定の機構を理解するために,ポット土壌実験を,異なる土壌Cdレベル下で,異なる遺伝型の2つの米栽培種で実行した。すなわち,Cdレベルは0(対照),10,50 mg/kgで行った。歯根上の植物Cd取込と鉄/マンガン(Fe/Mn)プラーク生成の相関を研究した。結果から,以下のことがわかった。米栽培種により,Cd取込および許容範囲は著しく異なった。土壌Cd処理下で,栽培種Shanyou 63(遺伝型インディカ)におけるCd濃度および累積は,栽培種Wuyunjing 7(遺伝型ツバキ)より,かなり高く(P>0.01およびP>0.05),そして,Shanyou 63は,Wuyunjing 7よりCd毒性にも敏感だった。米栽培種間の差異は,比較的低い土壌Cdレベル(すなわち,10mg/kg)で最も大きかった。Shanyou 63の亜ジチオン酸塩-クエン酸塩-重炭酸塩根エキス剤使用によるFe濃度は,Wuyunjing 7のそれより一般に低く,差異は,10mg Cd/kg土壌の処理下で最も著しかった。結果は,以下を示した。米歯根上の鉄プラーク生成は,土壌Cd毒性に対する障壁の働きをすることができ,米歯根にCd取込を減らす「緩衝器」あるいは「貯水池」であると考えられる。そして,プラークは,Cd取込および許容量における米栽培種の遺伝型差異解消に,ある程度貢献する場合がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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重金属とその化合物一般  ,  稲作 

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