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J-GLOBAL ID:201202221549763905   整理番号:12A0444084

ArabidopsisヘテロトリマーG蛋白質βサブユニットの部位特異的突然変異誘発は植物及び動物G蛋白質の間のエフェクタ活性の分岐機構を示唆する

Site-directed mutagenesis of the Arabidopsis heterotrimeric G protein β subunit suggests divergent mechanisms of effector activation between plant and animal G proteins
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資料名:
巻: 235  号:ページ: 615-627  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ヘテロトリマーG蛋白質はヒト及び他の哺乳類におけるシグナル伝達の統合成分であり,広範囲に研究されている。しかし,それらは多くの過程を仲介することが知られているが,植物におけるエフェクター経路及びエフェクター制御蛋白質に利用される分子機構については殆ど知られていない。本研究はArabidopsis thalianaのG蛋白質シグナル伝達,特にAGB1の作用機構を調査するための補完計画を策定した。本研究はヒトG蛋白質の生化学エフェクタ制御データを用いて部位特異的変異誘発のために4つの潜在的に重要な残基を同定した。各々の残基は個々に変異し,生じた変異蛋白質は生来AGB1プロモータ制御下でagb1-2変異背景の中に導入された。興味深いことに,これらの突然変異はヒトのエフェクタシグナル伝達に深い影響を及ぼすことが知られていても,この研究では,全ての変異サブユニットが特性化した15のうち13を回復することができた。変異蛋白質T65Aのみがagb1突然変異体で観察された発芽時のマンニトールに過敏性を補完することができなかった。D250Aだけがagb1突然変異体の側根数を野生型の水準まで回復できなかった。本研究の結果は,哺乳類G蛋白質シグナル伝達で利用される機構は植物G蛋白質シグナル伝達では十分に保存されていないことを示唆し,そして,植物G蛋白質によって利用されるエフェクタ又はそれらを活性化するのに利用される機構はよく研究された哺乳類G蛋白質からの少なくとも部分的分岐であることを示唆する。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  生物学的機能 

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