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J-GLOBAL ID:201202221567229690   整理番号:12A1228722

キセノン麻酔薬の拡散特性は脂質二分子層の性質を変える:分子動力学シミュレーション

Diffusive Nature of Xenon Anesthetic Changes Properties of a Lipid Bilayer: Molecular Dynamics Simulations
著者 (7件):
資料名:
巻: 116  号: 30  ページ: 8989-8995  発行年: 2012年08月02日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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全身麻酔効果は大気圧によって制御可能である。全身麻酔は外科手術に広く使用されている。しかしながら,全身麻酔がいかに作用するかの機構は完全に解明されていない。全身麻酔の圧力反転機構を解明するため,圧力を変えることによってキセノン分子の有無で1-パルミトイル-2-オレオイルホスファチジルエタノールアミン(POPE)脂質二分子層について分子動力学シミュレーションを行った。脂質二分子層中のキセノン分子の拡散性質に従って,脂質尾の配向秩序における減少,脂質分子あたりの面積と体積における増加及び脂質分子の拡散率における増加を観測した。高圧でキセノン分子を有する脂質二分子層の性質が0.1MPaでキセノン分子なし脂質二分子層の性質に近くなることを示した。更に,キセノン分子が押込効果によって高圧で脂質二分子層中央に濃縮され,キセノン分子の拡散率が抑制されることを見いだした。これらの結果は圧力反転が脂質二分子層中キセノン分子のジャミングと拡散率の抑制からの生じることを示唆した。
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分類 (2件):
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細胞構成体一般  ,  全身麻酔薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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