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J-GLOBAL ID:201202221672134890   整理番号:12A0507590

下腿の栄養性潰瘍に対する高圧酸素治療(HBO)効果のサーマルイメージングとTC酸素飽和度測定

Thermal imaging and TC oximetry measurements of hyperbaric oxygen therapy (HBO) effects on trophic ulceration of the crura
著者 (7件):
資料名:
巻: 108  号:ページ: 25-31  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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サーマルイメージングとTC酸素飽和度測定を使用して下腿の栄養性潰瘍に対する高圧酸素治療の影響について研究した。ボランティアの2グループ,一方は下腿栄養性潰瘍罹患者(63.6±15.2歳の11患者),他方は健康者(42±8歳の6名),の高圧酸素治療前後のサーモグラムを完成した。加えて,各患者下腿の酸素圧を測定した。高圧酸素治療は組織中で生じる生物学的及び生理的過程に影響した。これらの過程が組織温度の差異に影響を与えることは明白である。本研究は調査グループ間の皮膚温度に多少の差異があることを示した。潰瘍を罹患した患者では皮膚温度の大きな差異が認められた。これは高圧酸素治療前(p=0.0003)と後(p=0.03)で得た注目した全選択領域の平均温度の間に統計的に有意な差異があることで理解できる。更に,選択面積の平均温度特性間の差異(ΔT=TAR01-TAR04)はやや小さかった。この差異はΔT=3.3°C(高圧酸素治療前に推定)から2.5°C(高圧酸素治療後に得た)に変化し,体温調節過程の改善を示唆している。健康グループでも同じ状況が認められたが,温度変化は小さかった。平均温度の変化は創傷細胞代謝の多少の変化及び血管新生並びに正しい細胞マトリックスの復元による潰瘍での体温調節の改善による微小循環の増大と相関があると考えられる。加えて,潰瘍患者の下肢中の組織中(TCPO2)酸素圧の平均値が高圧酸素治療後に22から39mmHgに増大したことも認めた。酸素圧測定と赤外イメージングが高圧酸素治療の定性分析に有用であり,栄養性潰瘍における高圧酸素治療効果に関する多少の有用な情報を提供することを見いだした。Copyright 2011 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生体計測  ,  有機物質の化学分析一般 

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