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J-GLOBAL ID：201202221677417548   整理番号：12A1749767

PP/臭素系又はリン系難燃剤/ガラス長繊維組成物の難燃性に関する研究

著者 (1件)： 林日出夫 (出光ライオンコンポジット 複合材料研)
資料名： 成形加工  (プラスチック成形加工学会誌)
巻： 24  号： 12  ページ： 698-703  発行年： 2012年11月20日 
JST資料番号： L3123A  ISSN： 0915-4027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポリプロピレン(PP)/臭素系またはリン系難燃剤/ガラス長繊維(LGF)複合材料においてLGFが難燃性に与える影響を調べた。予めPP/難燃剤のマスターバッチを溶融混練法により作製し,続いてPP含浸ガラス繊維引き抜き成形法により得られたPP/LGFマスターバッチをドライブレンドして直接射出成形することにより,試験片を作製した。UL94V垂直燃焼試験,酸素指数試験及びコーンカロリーメーター燃焼試験により難燃性を評価した。発泡炭化層を形成して難燃性を発現するリン系難燃システムでは,LGFは発泡を阻害するため,難燃性改良効果が乏しいが,気相で難燃性を発現する臭素系難燃システムでは,本来の気相効果に,LGFの型保持効果とスプリングバック現象による膨張断熱効果が加わり,難燃性が著しく向上することが分かった。

シソーラス用語： *複合材料 ,  *難燃性 ,  難燃剤 ,  ガラス繊維 ,  フィラメント糸 ,  燃焼試験 ,  酸素指数 ,  ポリプロピレン
準シソーラス用語： リン系難燃剤 ,  *高分子基複合材料 ,  臭素系難燃剤 ,  長繊維

分類 (3件)： 抵抗性  (YH02050K) ,  難燃剤  (YH05060Q) ,  ポリオレフィン  (YH07090L)

引用文献 (3件)：

• 1) 林日出夫:成形加工シンポジア '09,93(2009)
• 2) 林日出夫:成形加工シンポジア '10,43(2010)
• 3) 林日出夫:成形加工シンポジア '11,239(2011)

タイトルに関連する用語 (7件)： PP ,  臭素 ,  リン系難燃剤 ,  ガラス ,  長繊維 ,  難燃性 ,  研究