抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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米国旅客航空企業について,需給動向,航空企業の損益の動向,景気低迷によるビジネス需要の動向,航空企業の収入構造の分析を行い,航空企業のコスト構造の分析を行った。そのなかで航空企業としての対応策として企業間提携,アライアンス(航空連合)が進んできた。アライアンスの目的は,1)旅客サービス拡充による顧客獲得(マイレージプログラムの協力,予約システムの共用,接続便の設定/時刻調整,共同運航:コードシェア,利益/供給量/価額の調整)。2)費用削減・交渉力強化(資器材の共同購入/調達,空港施設の管理運営の共用:カウンタ/ラウンジ/事務所など,機材の統一化,労働力の流動化)。3)企業合併の代替手段である。形態規模としては,2社間の連携,地域レベルでの連携,世界規模での連携があり,現在ではアライアンスとは3大アライアンスを中心とする包括的な企業連合を指す。最近のアライアンス戦略の展開と,米国/アライアンスからみたアジア/日本市場として,各アライアンスのアジア市場戦略,米国からみたアジア各都市の発展性,米国から見た日本の地位について検討した。