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J-GLOBAL ID:201202221779610075   整理番号:12A1524731

中部日本高山域の雪ピット列中の低分子量(C1-C10)モノカルボン酸,溶存有機炭素および主要無機イオン

Low molecular weight (C1-C10) monocarboxylic acids, dissolved organic carbon and major inorganic ions in alpine snow pit sequence from a high mountain site, central Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 62  ページ: 272-280  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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積雪試料はアジアダストの流出領域,中部日本,立山山頂付近の室堂平の雪ピット列(深さ6m)から収集した。雪試料は,低分子量の非分枝(C1-C10)と分枝(iC4-iC6)モノカルボン酸同族列並びに芳香族酸(安息香酸)とヒドロキシ酸(グリコール酸と乳酸)を主要な無機イオンおよび溶存有機炭素(DOC)と共に分析した。有機酸の分子分布は酢酸またはギ酸次いでプロピオン酸の優位性によって特徴付けられた。ノナン酸(C9)はC5-C10の範囲で最大値を示したが,通常の非分枝有機酸の濃度は,一般に,炭素鎖長の増加とともに減少した。ダスト層を含む積雪試料中に高濃度で発見された。安息香酸は硝酸,硫酸塩,Na+,Ca2+,Mg+と正の相関を示した。この芳香族酸は人為的発生源とアジアダストに関与していることを示唆している。高濃度のCa2+とSO42-はほこりっぽい雪試料に発見された。ギ酸とCa2+の間には弱い正の相関が見つかったことから,ガス状ギ酸は長距離輸送時の大気中でアジアダストと反応する可能性を示唆した。しかし,酢酸は主要な無機イオンとどんな正の相関も示さなかった。ヒドロキシ酸は,粒状やほこりの多い雪で多かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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気圏環境汚染 
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