ウイルス免疫におけるCD4<sup>+</sup>T細胞の役割拡大

SWAIN Susan L.; MCKINSTRY K. Kai; STRUTT Tara M.

文献

J-GLOBAL ID：201202221783732290 整理番号：12A0478368

ウイルス免疫におけるCD4⁺T細胞の役割拡大

Expanding roles for CD4⁺ T cells in immunity to viruses

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資料名：
巻： 12 号： 2 ページ： 136-148 発行年： 2012年02月
JST資料番号： W1371A ISSN： 1474-1733 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：文献レビュー発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

ウイルス性病原体はしばしば強力なエフェクタCD4⁺T細胞応答を誘導し,その役割はB細胞やCD8⁺T細胞を補助するとされていた。しかしながら,最近の研究からCD4⁺T細胞には追加的な役割があることが示され,それらの幾つかは他のリンパ球に無関係で,ウイルス免疫ではメモリCD4⁺T細胞には予期されていなかったものである。本総説で,CD4⁺T細胞の抗ウイルス応答を全範囲に亘って概観し,直接的抗ウイルス作用以外に他のリンパ球の補助や自然免疫誘導における当該細胞の活性につき論じた。CD4⁺T細胞のこれら機能が全て統合されて,ウイルス性病原体に対する率の免疫防御が提供されることが示唆された。総説内容:1)抗ウイルス性CD4⁺T細胞の生成,2)一次感染時におけるCD4⁺T細胞の役割,3)単なるリンパ球補助以上の役割,4)エフェクターCD4⁺T細胞による免疫調節,5)調節性CD4⁺T細胞,6)CD4⁺T細胞と慢性ウイルス感染,7)ウイルスに対するメモリCD4⁺T細胞応答,8)二次エフェクタT細胞。

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感染免疫

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ウイルス免疫におけるCD4+T細胞の役割拡大

ウイルス免疫におけるCD4⁺T細胞の役割拡大