抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2011年9月に和歌山県地方を襲った台風12号の被害状況調査の結果を示した。台風12号の最大の特徴はその進行速度の遅さにあり,長期間の停留によりその間の大量の降雨(多くの場所で1000mmを超えた)の原因となり,これが大きな被害をもたらした。調査は,紀中と紀南に分けて実施した。流水圧による橋脚の損傷と上部工の流出について調査し,多くの箇所の損傷形態を示した。この調査の結果に基づく対策として,新しく設置する橋梁は,川幅が狭い箇所は流水圧が大きくなることから位置の選定が重要であり,また,流木の衝突確率を低くするために,少ない橋脚の構造にすべきであることを示した。