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J-GLOBAL ID:201202221894934771   整理番号:12A0207431

デカブロモジフェニルエーテル曝露後のニジマス(Oncorhynchus mykiss)の毒性動態学および関連代謝産物

Toxicokinetics and the related metabolites in rainbow trout (Oncorhynchus mykiss)after exposure to decabromodiphenyl ether
著者 (6件):
資料名:
巻: 53  号: 11  ページ: 2379-2386  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2575A  ISSN: 1674-7291  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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デカブロモジフェニルエーテル(BDE209)は哺乳類への吸収は乏しく,BDE209の毒性動態学および魚類でのその代謝産物に関して利用できる情報はほとんどない。本研究では,単一腹腔内投与により,BDE209を,湿潤体重1g当たり,100ngおよび500ngを,ニジマス(Oncorhynchus mykiss)に施し,親BDE209およびその代謝産物を,逐次28日間モニタした。結果より,BDE209の毒物動態学プロファイルを単一仕切模型により,記述できることが分かった。高用量グループ(500ng/gの潤重量)では,計算半減期(t1/2)および排泄速度(Ke)は,それぞれ,肝臓で,17.7日および0.039/日であり,筋肉では,100.3日および0.007/日であった。3つの主要なメトキシ化臭素化ジフェニルエーテル(MeO-BDE)を,全生体組織サンプル中で,2,2’,4,4′-テトラブロモ-5-メトキシジフェニルエーテル(5-MeO-BDE47)で検出した。筋肉中の5-MeO-BDE47濃度の顕著な時間的変化はなかったが,ところが,肝臓では,指数的増加を観察した。これにより,BDE209の代謝速度は,投与用量に依存した。BDE209はニジマスの筋肉では,ほとんど蓄えられなかったが,一方,肝臓が一次代謝組織であった。MeO-BDEは,BDE209の代謝により産生し,それは,有望な指標として,魚類毒物学で重要な役割をおそらく演じるだろう。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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魚類  ,  動物に対する影響 
物質索引 (1件):
物質索引
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