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J-GLOBAL ID:201202221917801677   整理番号:12A0541432

Salmonellaの生物膜:発生,構造,調節および根絶に関する概要

Salmonella biofilms: An overview on occurrence, structure, regulation and eradication
著者 (4件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 502-531  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生物膜を形成するSalmonellaの能力は宿主および非-宿主両方の環境における抵抗性と残存率に寄与しており,特に食品加工環境において重要である。本総説では,Salmonella生物膜が形成される非生物的(プラスチック,ガラス,セメント,ゴムおよびステンレス鋼)および生物的表面(植物表面,上皮細胞および胆石)について考察し,Salmonella生物膜形成(rdar形態型,ペリクル形成およびポリスチレンPEG上の生物膜)を検討するための複数の試験室での段取りについても考察した。また,Salmonella生物膜形成中に重要な構造成分(curliおよび他の線毛,BapA,鞭毛,セルロース,コラン酸,アニオン性O-抗原カプセルおよび脂肪酸)について,異なる表面および条件で形成された生物膜の構造変動に対して特に注目して示した。実際,生物膜形成は複雑な制御ネットワークと介して様々な環境シグナルに強く影響される。この遺伝的ネットワークおよび,異なる要素とのネットワークとの相互作用(CsgD,RpoS,Crl,OmpR,IHF,H-NS,CpxR,MlrA,c-di-GMP,BarA/SirA,Csr,PhoPQ,RstA,Rcs,代謝プロセスおよびクオラムセンシング)に関する最新の知見について広範な概要を示す。生物膜形成はSalmonellaが異なる環境に適応するための機序であることをさらに解説するため,乾燥ストレス,殺菌料(例えば,次亜塩素酸塩,グルタルアルデヒド,陽イオン界面活性剤およびトリクロサン)と抗生物質(例えばシプロフロキサシン)など異なるストレス因子に対するSalmonella生物膜の抵抗性について記述する。最後に,ボトムアップ法やトップダウン法で同定された,サーファクチン,グルコース,ハロゲン化フラノン類等のSalmonella生物膜阻害剤について考察する。また,併用使用(例えば,トリクロサンと第四アンモニウム塩)の可能性とSalmonella生物膜形成を阻害するためのナノ-およびミクロ-エマルジョンの可能性について考察する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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食品の汚染  ,  微生物生理一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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