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J-GLOBAL ID:201202221921390665   整理番号:12A0928932

新規のラクトン形成カルボキシエステラーゼ: チューリップにおけるチューリポシドA転換酵素の分子的同定

A Novel Lactone-Forming Carboxylesterase: Molecular Identification of a Tuliposide A-Converting Enzyme in Tulip
著者 (3件):
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巻: 159  号:ページ: 565-578  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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チューリポシド類はチューリップ(Tulipa gesneriana)における代表的な二次代謝産物であり,そのラクトン化アグリコン類であるチューリパリン類は防御物質として機能している。チューリップの球根から精製したチューリポシド転換酵素(TCE)はチューリポシド類のチューリパリン類への転換を触媒するが,いくつかのTCEイソ酵素類の存在する可能性があり,球根以外の組織のTCEは球根TCEとは異なる可能性が考えられた。この仮説を明らかにするために,球根の次にTCE活性の高い花弁からTCEを精製した。この酵素は,球根の酵素のように,チューリポシド類を選択的に基質として受け入れ,TCEAと名付けた。しかし花弁と球根の酵素類の比活性や分子量は異なった。TgTCEA遺伝子は球根以外のすべてのチューリップ組織で転写され,球根特異的なTgTCEAの存在を示唆した。TgTCEA酵素の色素体局在が明らかにされ,チューリップの防御戦略におけるTgTCEに仲介されるチューリパリン形成の提案を可能にした。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  遺伝子発現  ,  酵素一般 

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