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J-GLOBAL ID:201202221952001098   整理番号:12A0197524

骨癌性疼痛ラットモデルの脊髄におけるToll様受容体4とその下流サイトカインの発現変異

Changes in expression of Toll-like receptor 4 and its downstream cytokines in spinal cord in a rat model of bone cancer pain
著者 (11件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 165-169  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2329A  ISSN: 0254-1416  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】骨癌性疼痛ラットモデルの脊髄におけるToll様受容体4(TLR4)とその下流のサイトカインTNF-α及びIL-1βの発現変異を調査する。【方法】体重150~180gの雌のSD系ラットは72匹を3つの群(各々n=24)すなわち,健常対照のI群(C群),見せかけ手術のII群(S群),骨癌性疼痛のIII群(BP群)に,ランダムに分けた。1×105Walker256乳癌細胞の脛骨移植によって骨癌を誘発した。骨癌と骨破壊をX線によって示した。機械刺激に対する足引っ込め閾値(PWT)をフォンフレイフィラメントで計量し,自発痛を歩行スコアによって評価した。RT-PCRによって脊髄のTLR4,TNF-α,IL-1βmRNAの発現を測定し,免疫組織化学法とTLR4陽性細胞数によってTLR4蛋白質の発現を測定した。【結果】移植6日後,BP群において,歩行スコアが増加し始め,機械刺激に対するPWTが減少し始めた。C群とS群に比べるとBP群では歩行スコアが有意に高く,PWTが有意に低く,脊髄のTLR4mRNAと蛋白質,TNF-αとIL-βmRNAの発現,TLR4陽性細胞数が有意に高かった。【結論】Walker256乳癌細胞の脛骨移植は脊髄でTLR4を活性化し,その下流サイトカインのさらなる発散と機械的痛覚過敏を導く。TLR4は,骨癌性疼痛の治療のための潜在的標的になると思われる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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