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J-GLOBAL ID：201202221959790217   整理番号：12A0685087

赤鉄鉱の存在下でAs(V)の吸着及び可溶化に及ぼすMn(II)の影響

Effects of Mn(II) on the sorption and mobilization of As(V) in the presence of hematite

著者 (6件)： REN Hai-tao (School of Chemical Engineering and Technol., Tianjin Univ., Tianjin, CHN) ,  JIA Shao-yi (School of Chemical Engineering and Technol., Tianjin Univ., Tianjin, CHN) ,  LIU Yong (School of Chemical Engineering and Technol., Tianjin Univ., Tianjin, CHN) ,  WU Song-hai (School of Chemical Engineering and Technol., Tianjin Univ., Tianjin, CHN) ,  HAN Xu (State Key Lab. of Hollow Fiber Membrane Materials and Processes, Tianjin Polytechnic Univ., Tianjin, CHN) ,  HAN Xu (School of Environmental and Chemical Engineering, Tianjin Polytechnic Univ., Tianjin, CHN)
資料名： Journal of Hazardous Materials  (Journal of Hazardous Materials)
巻： 217-218  ページ： 301-306  発行年： 2012年05月30日 
JST資料番号： B0362A  ISSN： 0304-3894  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究において,合成赤鉄鉱によるAs(V)の吸着及び可溶化に及ぼすMn(II)に影響を調べた。著者らの結果は,赤鉄鉱によるAs(V)の除去が明らかにpH依存性であり,赤鉄鉱懸濁液へのMn(II)及びAs(V)の同時添加がpH4.0,7.0及び8.3で静電気引力を介してより多くのAs(V)の除去をもたらすことを示した。しかしながら,前もってMn(II)を負荷した系においては,2,12及び36時間経過後で,pH8.3でのAs(V)除去百分率が24時間後にそれぞれ17.0,20.7及び26.7%減少した。2.3及び4g/Lの赤鉄鉱懸濁液において,1mMのMn(II)添加後に放出されたAs(V)濃度は,pH8.5でそれぞれ23.6,12.9及び7.0mMであった。しかし,Ca²⁺は,同様の実験条件で,このような作用を示さなかった。赤鉄鉱上のMn(II)の非生物的酸化は,As(V)の可溶化に重要な役割を果たした。赤鉄鉱上に形成されたMn(III,IV)の(ヒドロ)オキシド(MnO_X)の次第に大きくなる薄層は,As(V)が前もって占拠していた吸着部位に移動し,吸着していたAs(V)を元の溶液中に放出させることになる。本研究は,鉄酸化物とMn(II)との共存におけるAs(V)の運命に関する著者らの理解を強化した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 廃水処理 ,  *ヒ酸塩 ,  *吸着 ,  可溶化 ,  吸着剤 ,  *赤鉄鉱 ,  マンガン化合物 ,  金属イオン ,  酸化
準シソーラス用語： マンガンイオン

分類 (3件)： 下水,廃水の物理的処理  (SC03040L) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  吸着,イオン交換  (XD02060I)

タイトルに関連する用語 (4件)： 赤鉄鉱 ,  吸着 ,  可溶化 ,  Mn