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J-GLOBAL ID:201202222024946894   整理番号:11A1605547

早産児のフルフィールドフラッシュ網膜電図の調査結果

Findings of full-field flash electroretinogram in preterm infants
著者 (8件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 873-877  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2044A  ISSN: 1003-0808  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【背景】早産児の視覚機能は十分に発達しないことが一般に認められている。そこで,未熟児網膜症(ROP)の網膜機能は,密接に関係するため価値がある。【目的】本研究は,フルフィールドフラッシュ網膜電図(F-ERG)を用いて早産児の網膜機能の変化を評価することであった。【方法】本研究では横断的研究で設計された。生後4~12週の合計84名の早期児(168個の眼)が,睡眠状態でF-ERG検査を受けた。ROPの有無に基づき,乳児をROP有り群およびROP無し群に割り当てた。F-ERGの桿体反応,最大桿体-錐体反応および錐反応を,ISCEVに関する国際標準プロトコール(2000年版)に従い記録した。さまざまな反応のa波およびb波の潜伏期および振幅を分析した。健常な成人ボランティア15名(30個の眼)を,対照群として募集した。本研究は,本病院の倫理委員会の承認を得て,書面でのインフォームドコンセントは,医学技法に先立って患者の両親から得た。【結果】桿体の発生率,最大混合率および錐体反応率は,それぞれ,ROP有りの早期児で,41.67%,73.33%および81.67%であり,ROP無しの早期児で,88.89%,99.07%,100%であった。そして,こうした反応の各々は成人にいては100%であった。これは3群間での有意差を示している(P<005)。ROP有り群では,桿体応答の発生率は早期児の錐体反応より常に低く,また,こうした2個の反応の間で有意差が認められた(P<005)。加えて,各反応のa波およびb波を観察した。3群間で有意差が認められた(P<005)。明らかに,潜伏期が最長であり,振幅はROP有り群の早期児で最低であった。【結論】早産児の網膜機能は,出生後に4~12週では発現状態のままである。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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眼の基礎医学 
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