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J-GLOBAL ID：201202222080974515   整理番号：12A0633178

合成的な記憶痕跡の生成

Generation of a Synthetic Memory Trace

著者 (9件)： GARNER Aleena R. (Scripps Res. Inst., CA, USA) ,  GARNER Aleena R. (Univ. California, CA, USA) ,  ROWLAND David C. (Univ. Oregon, OR, USA) ,  HWANG Sang Youl (Scripps Res. Inst., CA, USA) ,  BAUMGAERTEL Karsten (Scripps Res. Inst., CA, USA) ,  ROTH Bryan L. (Univ. North Carolina Chapel Hill Medical School, NC, USA) ,  KENTROS Cliff (Univ. Oregon, OR, USA) ,  MAYFORD Mark (Scripps Res. Inst., CA, USA) ,  MAYFORD Mark (Univ. California, CA, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 335  号： 6075  ページ： 1513-1516  発行年： 2012年03月23日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マウスの文脈恐怖記憶のコード化において,人工的に生成された競合する神経表現を活性化するとどのような影響があるかを検討した。神経活性化に依存するc-fosプロモーターの支配下で発現するようにして,デザイナー薬CNOにのみ応答する受容体hM₃D_qを感覚経験で活性化されるニューロンに導入することにより,CNOの添加でhM₃D_q発現ニューロンの活動を特異的に増加するようにした。あるコンテキスト(ctxA)でこれらのニューロンを活性化し,しばらくしてからCNOでその神経経路を再活性化しつつ,別のコンテキスト(ctxB)での条件付けを実施すると,記憶の神経表現が2つを合わせたハイブリッドになり,ctxBで記憶を再生させるためにはctxAも必要になった。この記憶は学習時に人工的に活性化したニューロンの空間パターンに特異的なものなので,このような方法を用いれば神経経路を特異的に再活性化できることも示された。

シソーラス用語： *神経経路 ,  *記憶 ,  恐怖 ,  条件付け ,  トランスジェニックマウス ,  トド ,  膜貫通タンパク質 ,  膜受容体 ,  *遺伝子操作 ,  活性化 ,  *中枢神経系
準シソーラス用語： hM₃D_q ,  再活性化

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

物質索引 (1件)： クロザピンN-オキシド