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J-GLOBAL ID:201202222102411781   整理番号:12A0479716

コンシステントNetFlowを利用した日和見的フローレベル待ち時間推定

Opportunistic Flow-Level Latency Estimation Using Consistent NetFlow
著者 (3件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 139-152  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: W0507A  ISSN: 1063-6692  CODEN: IEANEP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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IPネットワークにおける性能問題の診断には,ルータにおけるSNMPカウンタやNetFlowなどの測定支援では不十分である。ISPのニーズとルータの能力との間の溝を埋める最初の試みとして,本論文は,フローごとにホップレベル待ち時間を推定する問題を考察した。今日のルータで広く利用されているNetFlowを出発点とし,隣接ルータで実行中の2つのNetFlowプロセスが,フローの最初と最後のパケットに対し同じフローとタイムスタンプを維持するコンシステントNetFlow(CNF)方式を提案した。他の背景フローからの中間遅延サンプルを近似する新しいマルチフロー推定子を開発し,実際のフローサンプルだけを利用する推定子よりもフロー待ち時間推定を顕著に改善した。実基幹回線トレースを利用したシミュレーションで,100パケット以上のフローに対し既存手法よりも精度が良いことを示した。
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