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J-GLOBAL ID:201202222127260648   整理番号:12A1222864

ミトコンドリア突然変異はH2O2ストレスに応じて細胞質雄性不稔イネを弱める

Mitochondrial mutation impairs cytoplasmic male sterility rice in response to H2O2 stress
著者 (8件):
資料名:
巻: 195  ページ: 143-150  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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細胞質雄性不稔(CMS)はミトコンドリア突然変異に起因する葯発達破壊で特徴付けられる様々な植物種で広く観察される現象である。CMSは原子核-細胞質相互作用の調査のためのモデル系になっている。悪環境で成長した植物に及ぼすCMS遺伝子の予想される影響を明らかにするために,H2O2 で処理したHonglian (HL)-CMS系統Yuetai A及び維持系統Yuetai B由来ミトコンドリアの生物学的特性と植物成長を分析した。結果は,40-60mM H2O2はイネ実生発達及び成長を有意に抑制することを示した。H2O2で処理したときに,Yuetai A におけるATP含量及びミトコンドリア膜電位はYuetai Bより有意に速く減少した。これらの生化学的変化は,同時にYuetai Aの葉細胞におけるミトコンドリアチトクロームcの放出及び重度の核DNA崩壊を発生させた。加えて,抗酸化酵素活性及びミトコンドリア電子移動連鎖複合体が有意にダウンレギュレーションした。生化学的指標の擾乱はHL-CMS系統が維持系統よりH2O2 ストレスに感受性であることを示し,CMS関連ORFH79ペプチドに起因する有害作用は悪環境に対するHL-CMS系統の適合性を損なう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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稲作  ,  細胞構成体の機能 

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