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J-GLOBAL ID:201202222187576865   整理番号:12A0412425

前世代の食害は昆虫抵抗性を強化するために植物をプライミングする

Herbivory in the Previous Generation Primes Plants for Enhanced Insect Resistance
著者 (9件):
資料名:
巻: 158  号:ページ: 854-863  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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長期的な植物免疫の持続性について調べるために,植食性昆虫とジャスモン酸メチル(MeJA)および機械的に損傷を与えたシロイヌナズナとトマトについて後代の植食性昆虫に対する抵抗性を評価した。その結果,トマトでは3種全ての刺激に対する抵抗性を示した。一方で,シロイヌナズナでは植食性昆虫とMeJAに対する抵抗性を示し,MeJAで損傷を受けたシロイヌナズナは植食性昆虫の体重増加を50%以下に抑制した。植食性昆虫で損傷を受けたシロイヌナズナ抵抗性は種特異的で2世代後代まで継続した。その後代植物の産生種子数は半減するが,種子の重さや種子中の植物ホルモン濃度あるいは二次代謝産物のグルコシノラート濃度に影響はなかった。また,ジャスモン酸への感受性または低分子干渉RNA合成が欠損したシロイヌナズナの変異体では,抵抗性は後代へ継承されなかった。以上から,植食性昆虫に対するエピジェネティックな抵抗性は,世代を越えた防御の増加に関する可塑的メカニズムを表している。
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分類 (2件):
分類
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  植物生理学一般 
物質索引 (1件):
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