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J-GLOBAL ID：201202222191569342   整理番号：12A0607404

金属-有機骨格による吸着に基づくCO₂捕捉の進歩

Progress in adsorption-based CO₂ capture by metal-organic frameworks

著者 (5件)： LIU Jian (Pacific Northwest National Lab., WA, USA) ,  THALLAPALLY Praveen K. (Pacific Northwest National Lab., WA, USA) ,  MCGRAIL B. Peter (Pacific Northwest National Lab., WA, USA) ,  BROWN Daryl R. (Pacific Northwest National Lab., WA, USA) ,  LIU Jun (Pacific Northwest National Lab., WA, USA)
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 41  号： 6  ページ： 2308-2322  発行年： 2012年03月21日 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属-有機骨格(MOFs)の吸着に基づくCO₂捕捉に関する最新研究をまとめた。CO₂吸着を高圧での吸着と大気圧近くでの選択吸着に分類し,吸着の鍵としてそれぞれMOFsの細孔体積と吸着熱を挙げた。大気圧近くでの選択吸着では煙道ガスおよび天然ガスで課題となるN₂とCH₄からCO₂の分離を紹介し,CH₄からのCO₂吸着に及ぼす水の影響を示した。MOFsのCO2吸着を増強する戦略として,連結/相互侵入(細孔径の重要性,合成等),化学結合増強(水素結合相互作用等)および静電力関与(金属イオンド-ピングや極性種修飾等)を示した。応用上の課題としてMOFs合成コストと対水蒸気安定性を挙げた。

シソーラス用語： *二酸化炭素 ,  *吸着 ,  高圧 ,  気圧 ,  ガス回収 ,  選択性 ,  窒素 ,  分子構造 ,  水蒸気 ,  水 ,  安定性 ,  原価 ,  化学結合 ,  アルカン ,  二酸化炭素回収
準シソーラス用語： *配位重合体 ,  *金属-有機骨格 ,  二酸化炭素捕捉 ,  コスト

分類 (3件)： 配位化合物一般  (CE01010G) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  排ガス処理法  (SC04020W)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (3件)： 金属-有機骨格 ,  吸着 ,  CO2捕捉