文献
J-GLOBAL ID:201202222195774820   整理番号:12A1611693

平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震による土砂災害の概要とその特徴

Characteristics of sediment disasters by The Iwate-Miyagi Nairiku Earthquake in 2008
著者 (6件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 97-120  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: F0976B  ISSN: 0916-4405  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2008年6月14日午前8:43,岩手県内陸南部を震源に発生した2008年岩手・宮城内陸地震(マグニチュード7.2)は,震源付近の山地斜面に多くの崩壊を生じさせた。この地震により発生した崩壊の特徴を明らかにするため,GISを用いて地質,地形などの影響を分析した。地震後に撮影された航空写真とALOSの可視光画像を用いて,10,751箇所,13.576km2の崩壊地を目視によって抽出し,GIS上に記載した。これらの崩壊地と地震,地質,地形,植生との関係を明らかにした。この結果,1)崩壊は逆断層である震源断層の上盤側で断層からほぼ15kmの範囲内で発生している,2)火山地帯特有の地質が崩壊の発生と深い関係がある,3)地質境界付近に発生する崩壊が多い,4)上層が堅固な溶結凝灰岩で下層が軟弱な湖成堆積岩とするキャップロックタイプの崩壊が栗駒山南麓のカルデラ付近で多発している,5)大規模な崩壊地の発生原因は側方流動(スプレッド)の可能性が高い,等の結論が得られた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自然災害  ,  写真測量,空中写真 
引用文献 (55件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る