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J-GLOBAL ID：201202222198994960   整理番号：12A0706267

気液界面でのシアノ官能基アニオンを持つイミダゾールをベースにしたイオン液体の和周波数発生分光法による表面特性化

Surface characterization of imidazolium-based ionic liquids with cyano-functionalized anions at the gas-liquid interface using sum frequency generation spectroscopy

著者 (5件)： PENALBER Chariz Y. (Univ. Houston, Texas, USA) ,  GRENOBLE Zlata (Univ. Houston, Texas, USA) ,  BAKER Gary A. (Univ. Houston, Texas, USA) ,  BAKER Gary A. (Univ. Missouri-Columbia, Missouri, USA) ,  BALDELLI Steven (Univ. Houston, Texas, USA)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 14  号： 15  ページ： 5122-5131  発行年： 2012年04月21日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムチオシアナート([BMIM][SCN])および1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムジシアナミド([BMIM][DCA])を合成し,¹HNMR,¹³CNMR,Raman分光,FTIRにより確認した。この外に,アニオンとしてトリシアノメタニド([TCM]^-)およびテトラシアノボラート([TCB]^-)を持つ4種のイオン液体の気液界面でのアニオンの配向に焦点を合わせ,和周波数発生分光法(SFG)とRaman分光,FTIRを組み合わせて調べた。カチオンの配向はアニオンの違い依存せず,イミダゾール環は界面に平行に並び,アルカリ鎖は気相に向かって配向していた。一方,3つのアニオン,[DCA]^-(C_2v),[TCM]^-(D_3h),[TCB]^-(T_d)ではd対称性は異なるが,いずれも表面に対して大きく傾いた配向をとるが,[SCN]^-の場合は秩序性が低く,SFG振動スペクトル上にはCーN振動モードは観測されなかった。

シソーラス用語： *スペクトロスコピー ,  気液界面 ,  *シアノ基 ,  *イオン液体 ,  *表面構造 ,  Ramanスペクトル ,  FTIR分光法 ,  配向 ,  表面 ,  チオシアン酸塩
準シソーラス用語： *SFG分光法 ,  チオシアナート ,  表面配向

分類 (3件)： 液-気界面  (CB12020U) ,  物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  分光分析  (CC03012W)

物質索引 (5件)： 1-エチル-3-メチルイミダゾリウム ,  1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム ,  ジシアナミド ,  テトラシアノほう素アニオン ,  トリシアノメタニド

タイトルに関連する用語 (9件)： 気液界面 ,  シア ,  官能基 ,  アニオン ,  イミダゾール ,  イオン液体 ,  和周波数発生 ,  分光法 ,  表面特性