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J-GLOBAL ID：201202222199507753   整理番号：12A1159747

ゼオライト-Y中へのFe,Cu及びZnの1,10-フェナントロリン錯体のカプセル化と繋留についての実験的及び理論的証拠

Experimental and Theoretical Evidence for Encapsulation and Tethering of 1,10-Phenanthroline Complexes of Fe, Cu, and Zn in Zeolite-Y

著者 (2件)： BANIA Kusum K. (Tezpur Univ., Assam, IND) ,  DEKA Ramesh C. (Tezpur Univ., Assam, IND)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 27  ページ： 14295-14310  発行年： 2012年07月12日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉄(II),銅(II),亜鉛(II)イオンを吸着させたゼオライト-Yを1,10-フェナントロリン(Phen)で処理することでゼオライト-Yのケージ内へのこれら金属-Phen錯体のカプセル化を試み,元素分析(EDX),SEM,粉末XRD,FTIR,UV-Vis/DRS,サイクリックボルタンメトリーと,EPRによって特性評価を行った。Fe-Phen及びCu-Phen錯体はセオライト内にカプセル化されている一方,亜鉛錯体は水素結合でゼオライト-Yの外部表面に繋がれていることが判った。カプセル化された錯体のMLCT吸収の赤方偏移と酸化還元特性の変化は,ゼオライトマトリクスが電子物性に影響を与えることを示唆している。このことは,DFT計算でのHOMOとLUMOのエネルギーの変化により裏付けられた。

シソーラス用語： *Yゼオライト ,  *鉄錯体 ,  銅錯体 ,  亜鉛錯体 ,  *カプセル封じ ,  電荷移動遷移 ,  赤方偏移 ,  密度汎関数法 ,  電子構造 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： アミン錯体

分類 (3件)： 錯体の可視・紫外スペクトル(分子)  (BH06044U) ,  遷移金属錯体一般  (CE01040N) ,  合成鉱物  (CD01040K)

物質索引 (1件)： 1,10-フェナントロリン

タイトルに関連する用語 (11件)： ゼオライト ,  Fe ,  Cu ,  Zn ,  フェナントロリン ,  錯体 ,  カプセル ,  繋留 ,  実験 ,  理論 ,  証拠