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J-GLOBAL ID:201202222242057970   整理番号:12A0509320

MNCユニット間でのノウハウの転送における粘性因子

Factors of stickiness in transfers of know-how between MNC units
著者 (4件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 31-57  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: A0790C  ISSN: 0963-8687  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グローバル戦略の中に参加している系列会社にとって企業固有の暗黙知識(ノウハウ)は競争優位性の源と考えられているような多国籍企業にとって,組織知識の効果的な共有は極めて関連性が高いものである。その目的のために,多国籍企業(MNC)は,自分のIT部門に対し,既存知識の利用と調査から得られたユニットの中で導かれた新しいノウハウのユニット間転送の両者をサポートすることを求めている。それにも拘わらず,一つのユニットの中での探索的研究,開発,経験から得られた新しいノウハウは,業務目的に対してそのノウハウを利用できるユニットへの転送が困難な場合がある。新しいノウハウの転送を阻害する因子は,「粘性因子」として概念化されている。本論文では,MNC間での新しいノウハウフローにおける粘性の原因と成り得る(または逆に緩和する)組織因子に関する理論的モデルを提示した。このモデルに関する6個の仮説の検定を行うために,ここでは,31件の経験的調査に関するメタ解析的構造的方程式モデリング(MASEM)を用いており,それは,ユニット間での新しいノウハウの転送に関する10,432ケースを表現している。MASEMの結果,3つの範囲(即ち,ユニット間の埋込み型社会的繋がり,ユニットの組織的共有型ビジョン,ユニットに関する組織間信頼性)を通して実施された社会資本の形での受理ユニットの潜在的吸収入力および伝送チャネルが,実際の形で新しいノウハウを利用する(即ち,実現された吸収能力)ための受入系列会社の能力に影響を及ぼすことを示し,それによって知識転送を達成した。ここでの発見に基づいて,アジャイル情報システム開発,分散型ソフトウェアプロジェクト,MNCにおける情報システム機能の管理,の範囲内での研究方向を提案した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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経営工学一般  ,  その他の情報処理 
タイトルに関連する用語 (4件):
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