抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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お客様システムの開発において,コストの多くがテストに費やされている。しかし,テストに十分な時間とコストをかけたとしても,必ずしもシステム品質が良くなるというものではない。このような中,富士通は効率的で高品質なテスト作業を可能とするFujitsu Effcient Testing Frameworkを開発した。本フレームワークは,テストの作業手順やドキュメントが標準化されており,効率的かつ効果的なテストが可能である。また,テスト結果を見える化し,その出来栄えを品質の出来栄えとして捉えて評価する考え方を導入しており,出来栄えを分析・評価しながらテスト計画~実施~評価~見直しのPDCAによる品質ライフサイクルマネジメント(QLCM)が行える。さらに,時間・コスト・品質をバランス良くマネジメントしながら,システムのライフサイクルに沿って品質を確実に高めていくことが可能である。本稿では,システムの品質を維持・向上していくために必要な要素と課題を明らかにし,その課題を解決するために開発したテスティングフレームワークの機能と特長について紹介する。(著者抄録)