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J-GLOBAL ID:201202222295583177   整理番号:12A1167066

天然粘土とナノ粘土に固定化したホスファターゼを用いた家畜糞尿からのリンのバイオアベイラビリティ改善

Improving bioavailability of phosphorous from cattle dung by using phosphatase immobilized on natural clay and nanoclay
著者 (7件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 648-655  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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酸性アンディソルの高いリン(P)保持は,家畜生産システムの牧草地管理の技術的手法を強化する必要性を生じた。本報で筆者等は,分解家畜糞尿からのP無機化を改善するために,粘土-又はナノ粘土-酸性ホスファターゼ錯体を評価した。筆者等は,支持材料として天然粘土(アロフェン質とモンモリロナイト)とナノ粘土を用いて,酸性ホスファターゼ(AP)の固定化を実施した。また,筆者等は,培養研究で粘土-とナオ粘土-APを用いて,分解家畜糞尿に含まれる有機Pの無機化を調べた。粘土とナノ粘土を,原子間力と共焦点レーザ走査顕微鏡等の顕微鏡技術で特性化した。筆者等は,これら支持材料がカプセル封じによって安定化することを見出した。これらの結果は,アロフェン質とモンモリロナイト材料への固定化が,APの比活性(4~48%)とVmax(28~38%)両方を改善すること示した。更に,この酵素は,モンモリロナイト材料よりアンディソルからの粘土とナノ粘土に固定化した場合に,より優れた性能を有していた。家畜糞尿のP無機化を,糞尿中に存在する水溶性Pとアロフェン質材料へのP再吸着によって調整した。しかし,筆者等は,P無機化の最良の代替物として,アロフェン質ナノ粒子に固定化したAPの潜在的能力を見出すことができた。更に,有機物質を含む初期低水溶性Pを用いる更なる研究が,P無機化能力と糞尿からのPのバイオアベイラビリティを定量化するために必要である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌管理  ,  農業廃棄物の利用 

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