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J-GLOBAL ID：201202222342146422   整理番号：12A1103136

研削焼けの非破壊検出技術の開発-第1報:渦電流センサによる研削焼け検出方法-

著者 (5件)： 伊藤亮 (ジェイテクト) ,  東孝幸 (ジェイテクト) ,  相馬伸司 (ジェイテクト) ,  村上慎二 (ジェイテクト) ,  厨川常元 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： 砥粒加工学会誌  (Abrasive Technology)
巻： 56  号： 8  ページ： 533-538  発行年： 2012年08月01日 
JST資料番号： L0473A  ISSN： 0914-2703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現状,研削焼けの検査として生産現場で行われている硝酸腐食法には,検出レベルが人や設備環境で異なることや,破壊検査であるため全数検査が行えないことなどの問題点が存在する。そこで本研究では,生産ラインで使用でき,非破壊で全数検査が定量的に行える研削焼け検出技術の開発を目的とする。非破壊検査手段としては,測定時間が短く低コストである渦電流センサが有望であると判断した。本報では,渦電流センサを用いて研削焼けを検出する際に,検査対象の素材のばらつきの影響を受けない方法として,2つの異なる周波数の出力を同時に測定する方法を提案し,その有効性を示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *研削焼け ,  *渦電流検査 ,  *電流センサ ,  生産ライン ,  全数検査 ,  残留オーステナイト ,  透磁率 ,  玉軸受 ,  軸受軌道面 ,  加工面 ,  周波数 ,  選択性 ,  高炭素合金鋼 ,  軸受鋼 ,  低合金鋼 ,  焼入鋼 ,  歪軟化 ,  焼戻 ,  加工変質層
準シソーラス用語： SUJ2 ,  *渦電流センサ ,  研削面 ,  周波数選択性 ,  周波数選択度 ,  励起周波数

分類 (2件)： 研削  (QC03000R) ,  非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (8件)：

• 竹中規雄. 研削加工のトラブルと対策. 1972, 72
• ITO, Yuichi. Nondestructive Material Evaluation by Barkhausen Noise Analysis-Part 1 : Basics of Barkhausen Noise Method-. Journal of JSNDI. 1996, 45, 1
• 日本非破壊検査協会編. 渦流探傷試験. 1995, I, 17
• 下田秀夫. X線応力測定におよぼす加工変質層の影響. 非破壊検査. 1961, 10, 5, 239
• SEMBA, Takuya. Quantitative Evaluation of Damaged Layer of Ground Surface by Scanning Acoustic Microscopy. SEISAN KENKYU. 1987, 39, 4, 145

タイトルに関連する用語 (6件)： 研削焼け ,  非破壊検出 ,  開発 ,  渦 ,  電流センサ ,  検出方法