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J-GLOBAL ID:201202222436801432   整理番号:12A0541034

多孔性共有結合トリアジンベース骨格への芳香族化合物吸着

Adsorption of aromatic compounds on porous covalent triazine-based framework
著者 (12件):
資料名:
巻: 372  号:ページ: 99-107  発行年: 2012年04月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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共有結合トリアジンベース骨格(CTF)は新しいクラスの高分子だが,有機化学物質の吸着特性は十分には理解されてない。本研究の主目的は,水溶液中における吸着に及ぼす芳香族溶質の官能基と合成CTFトリアジン構造の組合せ影響の評価である。ヒドロキシル/アミノ/ニトロ/スルホン酸置換の単環と二環芳香族化合物の吸着は未置換非極性対応化合物(ベンゼンやナフタレン)より,一般に強かった。最も一般的で広く使われる高分子吸着剤の1つAmberlite XAD4樹脂と比べると,CTFは極性やイオン性化合物に対しかなり強い吸着を示した。CTFトリアジン構造との水素結合(ヒドロキシルやアミノ置換化合物),静電引力(アニオン性化合物),π-π電子-ドナー-アクセプタ(EDA)相互作用(ニトロ芳香族化合物)を含め幾つかの特別な非疎水性機構を提案した。吸着で認めたpH依存性により,仮定した機構は更に裏付けられた。均一ナノ孔(サイズ1.2nm)CTFへの大きなサイズの溶存フミン酸のサイズ排除吸着からの結果は無視でき,芳香族溶質の吸着に影響しなかった。迅速な吸脱着反応動力学と完全な吸着可逆性の追加的利点から,CTFは芳香族化合物の優れた吸着剤である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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界面化学一般  ,  反応に及ぼす構造の効果  ,  芳香族単環化合物一般  ,  トリアジン 
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