パキスタンパンジャブ南部の4地区からのSpodoptera exigua(鱗翅類:ヤガ科)における4つの伝統的および6つの新規化学殺虫剤に対する抵抗性のモニタリング

ISHTIAQ M.; SALEEM Mushtaq A.; RAZAQ M.

文献

J-GLOBAL ID：201202222492743372 整理番号：12A0139079

パキスタンパンジャブ南部の4地区からのSpodoptera exigua(鱗翅類:ヤガ科)における4つの伝統的および6つの新規化学殺虫剤に対する抵抗性のモニタリング

Monitoring of resistance in Spodoptera exigua (Lepidoptera: Noctuidae) from four districts of the Southern Punjab, Pakistan to four conventional and six new chemistry insecticides

出版者サイト複写サービスで全文入手 {{ this.onShowCLink("http://jdream3.com/copy/?sid=JGLOBAL&noSystem=1&documentNoArray=12A0139079&COPY=1") }}
高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=12A0139079&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=H0443A") }}

著者 (3件)： , ,
資料名：
巻： 33 ページ： 13-20 発行年： 2012年03月
JST資料番号： H0443A ISSN： 0261-2194 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

本研究は,シロイチモンジヨトウ,Spodoptera exigua(Hubner)のパキスタンの集団における各種殺虫剤に対する抵抗性を評価するために行った。パンジャブの4地区からのS.exiguaの異なる野外集団について,2008~2010年に,標準葉ディップバイオアッセイ法を用いて,殺虫剤に対する抵抗性をモニターした。ピレスロイドと有機リン化合物に対して,感受性Lab-Pk個体群と比較した抵抗性比率は,デルタメトリンに対して7-105倍,シペルメトリンに対して12-136-倍,クロルピリホスに対して20-134-倍,およびプロフェノホスに対して37-143倍の範囲であった。新規化学殺虫剤に対して,抵抗性レベルは,スピノサドに対して3-73-倍,アバメクチンに対して5-226-倍,インドキサカルブに対して6-88-倍,ルフェヌロンに対して2.4-59-倍,およびメトキシフェノジドに対して3-41-倍であった。LC₅₀値の対ごとの相関係数は,デルタメトリン,シペルメトリンとクロルピリホスの間で交差耐性と正の相関を示した。ところが,プロフェノホスに対する抵抗性は,クロルピリホス以外は他の殺虫剤に対する抵抗性と相関を示した。新規化学殺虫剤は,供試殺虫剤のいずれとも相関を示さなかった。大部分の集団において,有機リン化合物に対する非常に高い抵抗性があった。それはこれらがこの害虫に対しては,避けなければならないことを示唆した。抵抗性の低レベルを示すマルタンとハーネーワールを含む若干の地域におけるピレスロイドの選択的な利用は,許容できるように見えた。新規化学殺虫剤ルフェヌロン,メトキシフェノジド,インドキサカルブとエマメクチンには,供試集団のほとんどに対して,無,極低,低および中の抵抗性レベルがあった。これらは,天敵に対して環境的に安全であると考えられてもいた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

, , , , , , , , , , , , , , ,
, ,

昆虫・ダニによる植物被害 , 害虫に対する農薬

, , , ,

, , , , , , , ,

前のページに戻る