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J-GLOBAL ID:201202222614754419   整理番号:12A0566017

太陽磁気多重極子軸対称成分の長周期変動

著者 (1件):
資料名:
巻: 19  ページ: 57-66  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: L1962A  ISSN: 1340-2935  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らは以前にコロナ中に大規模な磁場構造に影響する電流が流れていないとの仮定の下で,太陽光球磁場の観測値を外挿したコロナ磁場を推定するコロナ磁場ポテンシャルモデル(RF-model)を開発した。本論文では,アメリカ合衆国国立太陽観測所で観測された光球磁場のシノプティックチャートを用い,その観測値を球面調和関数に展開することで太陽磁気多重極子の長期時間変動を調べた。まず,太陽光球磁場が太陽表面に垂直であると仮定すると,光球磁場の観測値から動径成分を推定できる。そこで,理論的に求めた磁場の動径成分との比較及びコロナ磁場のRF-modelの方法によって,スカラー磁場ポテンシャルの球面調和関数展開係数を計算した。実際にカリントンローテーション1615~2089までの約35年間の光球磁場観測値を用い,球面調和関数に展開することで磁気多重極子モーメントを計算した。特に,自転軸に平行な双極モーメントg10は太陽黒点の周期と同じ約22年の周期で正弦波に近い変動を示し,それとほぼ逆位相で変動するg50はg10よりもわずかに早く極性を反転させ,極性反転後はほぼ同じ大きさを保って推移した。また,その他の磁気多重極子モーメントは太陽活動極大付近で大きくなり,極性を反転させることから黒点の形成に寄与する可能性が示唆された。
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分類 (2件):
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気体放電  ,  システム・制御理論一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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