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J-GLOBAL ID：201202222627042884   整理番号：12A0733254

ベンゼン-,アントラセン-,およびペンタセン系分子素子の電子特性と機械的性質に及ぼす係留基の数の影響

Influence of the Number of Anchoring Groups on the Electronic and Mechanical Properties of Benzene-, Anthracene- and Pentacene-Based Molecular Devices

著者 (10件)： MARTIN-LASANTA Ana (Univ. Granada, Granada, ESP) ,  MIGUEL Delia (Univ. Granada, Granada, ESP) ,  GARCIA Trinidad (Univ. Granada, Granada, ESP) ,  LOPEZ-VILLANUEVA Juan A. (Univ. Granada, Granada, ESP) ,  RODRIGUEZ-BOLIVAR Salvador (Univ. Granada, Granada, ESP) ,  GOMEZ-CAMPOS Francisco M. (Univ. Granada, Granada, ESP) ,  BUNUEL Elena (UAM, Madrid, ESP) ,  CARDENAS Diego J. (UAM, Madrid, ESP) ,  DE CIENFUEGOS Luis Alvarez (Univ. Granada, Granada, ESP) ,  CUERVA Juan M. (Univ. Granada, Granada, ESP)
資料名： ChemPhysChem  (ChemPhysChem)
巻： 13  号： 3  ページ： 860-868  発行年： 2012年02月27日 
JST資料番号： W1265A  ISSN： 1439-4235  CODEN： CPCHFT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 分子エレクトロニクス(ME)の中心課題は分子と金属電極との接合の研究とそれらの伝導率,電荷輸送機構および機械的安定性との関係にある。事実,走査型トンネル顕微鏡(STM)実験で報告された確率論的オン/オフスイッチング(明滅)は単分子素子の重要問題で,系の安定性と信頼性の問題になる。不確実なSTMの結果は全て一原子結合で金属電極に結合した素子で発生している。今回,金属電極への結合数を増した単純アントラセン類の組の特性をDFT法を用いて比較することにより系の安定性に対する係留基の数の増加の効果を検討した。3種の多環芳香族炭化水素の導電率と透過スペクトルおよび電流プロフィルを計算した。系の熱及び機械的安定性を金属-分子結合の引張や押込みにより研究した。結果によると電極当り1個以上の結合をもつ分子は大きな電気効率と電流安定性を示した。

シソーラス用語： *芳香族縮合化合物 ,  *チオール ,  *金電極 ,  分子素子 ,  *電気伝導率 ,  吸収スペクトル ,  *熱安定性 ,  *機械的強度 ,  引張強さ ,  押込 ,  密度汎関数法 ,  分子動力学 ,  計算機シミュレーション
準シソーラス用語： *ポリチオール

分類 (2件)： 分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I) ,  半導体-金属接触  (BM03084G)

物質索引 (10件)： 1,4-ベンゼンジチオール ,  アントラセン-1,4,5,8-テトラチオール ,  9,10-ジヒドロアントラセン-1,4,5,8-テトラチオール ,  アントラセン-1,4,5-トリチオール ,  アントラセン-1,4-ジチオール ,  アントラセン-1,5-ジチオール ,  ペンタセン-1,4,6,8,11,13-ヘキサチオール ,  ペンタセン-1,4,6,8,13-ペンタチオール ,  ペンタセン-1,4,6,8-テトラチオール ,  5,7,12,14-テトラヒドロペンタセン-1,4,6,8,11,13-ヘキサチオール

タイトルに関連する用語 (8件)： ベンゼン ,  アントラセン ,  ペンタセン ,  分子素子 ,  電子 ,  機械的性質 ,  係留 ,  数