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J-GLOBAL ID：201202222726906742   整理番号：12A1691772

セピオライトの表面性状の多様性

Variability of the surface properties of sepiolite

著者 (3件)： SUAREZ M. (Area de Cristalografia y Mineralogia, Departamento de Geologia, Universidad de Salamanca, Plaza de la Merced s/n ...) ,  GARCIA-ROMERO E. (Departamento de Cristalografia y Mineralogia, Facultad de Geologia, Universidad Complutense de Madrid, Avd. Jose ...) ,  GARCIA-ROMERO E. (Instituto de Geociencias, (Universidad Complutense de Madrid-Consejo Superior de Investigaciones Cientificas) Avd. ...)
資料名： Applied Clay Science  (Applied Clay Science)
巻： 67-68  ページ： 72-82  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： B0687B  ISSN： 0169-1317  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 広く収集したセピオライト(世界最大のセピオライト鉱床の試料を含め,異なった産地の22試料)の比較研究を,セピオライトにおける表面性状の多様性の現実を理解する目的で行った。試料をXRD,電子顕微鏡(TEMとSEM)及びN₂の吸着-脱着試験で検討した。不純物の有無,結晶化度や結晶欠損及び組織の多様性の影響をセピオライトの比表面積に見られる大きな差異を説明するために検討した。検討した試料は結晶化度,ファイバーの長さ及び組織に広い多様性を持っている。BET表面積は77と399m²g^-1の範囲で変動し,天然セピオライトの表面性状における顕著な多様性を示している。外面積及び微細孔隙の両者は非常に広い範囲で変動し,微細孔隙は52から246m²g^-1の範囲,外面積は6m²g^-1から178m²g^-1の範囲であった。幾つかの試料で見られたこれらの性状の異常に低い値は,不純物の存在に関係するものではなく,むしろ構造的及び組織的特徴に関係していた。微小孔隙には構造的微細孔隙とファイバー間微細孔隙との2タイプある。SSAと各セピオライトの孔隙は結晶間孔隙すなわち構造的微細孔隙と組織孔隙(ファイバー間微細孔隙とメソ孔隙)の合算したものであった。結論として,孔隙のサイズの階層的分布があり,各セピオライト毎に異なっていた。微細孔隙の最も低い値は非常に開放的な孔隙の存在に関係しており,より高いSSAを持ったセピオライトは長さが短くて閉じた孔隙の多いものであった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *セピオライト ,  表面性状 ,  X線回折 ,  電子顕微鏡 ,  吸着平衡 ,  結晶度 ,  表面積 ,  比表面積 ,  微細構造
準シソーラス用語： BET表面積

分類 (1件)： 珪酸塩鉱物  (DE08030A)

タイトルに関連する用語 (3件)： セピオライト ,  表面性状 ,  多様性